☆『NON STOP!』 札幌公演

2003年4月6日(日)、つどーむ(札幌市東区)にて、モーニング娘。の春のコンサートツアー、
『NON STOP!』の札幌公演が行われました。
1年ぶりの札幌公演。紺野さんのふるさとで行われるだけに、見逃すわけにはいきません。
思い切って昼と夜、両方の公演へ出かけました。

4月6日の空模様はあいにくの曇天。身を切るような風が吹き荒れる、寒い1日でした。
この日はまる1日「モー娘。デー」にしちゃおう、と決め込んだ私は、まっすぐ会場へ向かわずに
とりあえずサッポロファクトリーへ。
お目当てはファクトリーで開催中の『モーニング娘。〜アート&カラー〜2002ファイナル』。
飯田さんの絵を中心に、モー娘。のステージ衣装やメンバーのお気に入りの品々を展示して
いるのですが、入場料700円は高いかも。紺野さんが出品した思い出のグッズは陸上部時代
のシューズ。かなり使い込んでいたらしく、中底に書かれていたサイズはほとんど消えて判読
できませんでした。
日曜日だというのに客足はまばら。でも、女の子ばかりだったのは意外でした。てっきり大きな
男の子(笑)ばかりだと思っていたのですが、モーニング娘。はまだまだ女の子たちの憧れの的
なのかもしれません。特にここ北海道はモー娘。の名産地ですから、いつかは私も・・・と願って
やまないモー娘。予備軍がたくさんいるのかも。展示品を食い入るように見つめてる彼女たちの
姿を見ているうちに、何となくうれしくなっちゃいました。こんなふうにいつまでも女の子たちから
真剣なまなざしを向けられる存在であり続けてもらいたいものです。
もうひとつうれしかったのが、紺野さんの似顔絵をあしらったキーホルダー。
よほど売れ行きがいいのか、他のメンバーとは比較にならないほど品薄になっていました。
ふるさとだけに、応援している方も多いのでしょう(^^)

サッポロファクトリーを訪れたもうひとつの目的は、ハロプロショップ札幌店。
日頃あまり行く機会がないので、紺野さんの写真をまとめ買いしようと意気込んで行ったものの、
こちらは大きな男の子(?)たちでいっぱい。がやがやとレジの前でごった返しているのを見て、
写真を買うのは断念しました。一緒に並んでいたら、コンサートの開演の時刻にはとうてい間に
合わなかったことでしょう(^^;

ファクトリーを離れた後は地下鉄東豊線の終点・栄町駅へ。ここからつどーむまでは徒歩10分
足らず。開演時間が迫っていたので大急ぎで会場へ向かったのですが、寒風が吹きすさぶ中
走ると呼吸もままならず、それだけで一気に体力を消耗してしまいました。札幌育ちの私でさえ
寒くてたまらなかったのですから、本州から遠路はるばるやってきたお客さんや、会場の外で
誘導していたスタッフの方々は、生きた心地がしなかったのではないでしょうか。仮設テントで
グッズを販売していた売り子のお姉さんの指が寒さで真っ白になっているのを見て、仕事とは
いえ不憫でなりませんでした。

スポーツやフリーマーケットの場として札幌市民に親しまれているコミュニティドーム・つどーむ。
白い屋根がまばゆい、清潔感あふれる施設ですが、コンサート会場としては不向きかも。
スタンド席が半円を描くように設置されていて、スタンド席の正面にステージを設けてしまうと、
アリーナ席は横へ幅広くならざるをえません。前からA、B、Cと区切られ、さらに左から1〜13
のブロックに分けられているのですが、ステージはスタンドの真正面、ほぼ中央に設置されて
いるので、アリーナ席の両端、特にA1やA13のブロックに座った方々は、ステージの上で歌い
踊る姿をまともに観ることすらできなかったはず。帰り際、試しにA13のイスに腰掛けてみたの
ですが、ステージの奥は全く見えませんでした。
「白い屋根がまばゆい」と書きましたが、これもまた困りもの。
つどーむの白い屋根は日光を採り入れる構造になっているので、昼の公演では光が降り注ぎ、
サイリウムの効果が半減。
夜の公演の最中に日が暮れてようやく暗くなりましたが、明るいと雰囲気が出ませんよね(^^)
もうひとつ、会場が妙に涼しいことも気になりました。暑さに弱い私にとっては好都合でしたが、
寒いと感じていた方もいたようで、コンサートの最中も上着を着込んだままの観客がちらほら。
「会場は熱気に包まれて」という月並みな表現は使えなくなってしまいました。

私の席は、昼も夜もAブロックの真ん中よりやや右寄り。紺野さんのファンにとっては、願ったり
叶ったりのポジション。まるで誰かさんが配慮してくれたかのような場所だっただけに、しっかり
応援しなくちゃ、と開演前から気合が入りました(^^)
特に昼の公演は通路側。これが思わぬ結果を生むことになるのでした。

さて、ここで曲目を紹介しておきましょう。順番が間違っていたらごめんなさい(^^ゞ


1 AS FOR ONE DAY
2 TOP!
3 「すっごい仲間」

☆MC

4 モーニング娘。のひょっこりひょうたん島
5 恋愛レボリューション21
6 強気で行こうぜ!

7 ズルい女 / ココナッツ娘。
8 初めてのハッピーバースディ! / カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)
9 昼・・・イパネマの娘
  夜・・・オサヴリオ / 飯田圭織
10 WOW WOW WOW / プッチモニ
11 ロックンロール県庁所在地〜おぼえちゃいなシリーズ〜 / ミニモニ。

☆ジャンケン大会

12 LOVEマシーン
13 「すごく好きなのに・・・ね」
14 YES!POCKY GIRLS

☆MC(Venus Mousse)

15 女神〜Mousseな優しさ〜

☆MC(POCKY GIRLS)

16 そうだ!We're ALIVE
17 I WISH
18 ザ☆ピ〜ス!
19 ここにいるぜぇ!

☆アンコール

☆MC

20 卒業旅行〜モーニング娘。旅立つ人に贈る唄〜
21 Do it!Now


AS FOR ONE DAY
開幕は4月23日発売の新曲。
歌唱力の不安定なことで知られる約2名がしっかり歌いこなしていてホッとしました(^^)
すでに何度か聴いていたとはいえ、完璧に覚えていたわけではありませんでしたし、ついつい
ダンスに見惚れてしまい、サイリウムをかざすことさえ忘れていた私。
元気いっぱいの曲ではないだけに、のっけからどーんと盛り上げるにはちょっと不向きかも。
多くの方が手探り状態で応援していたように思います。
でも、私の周囲のお兄さん方はそんなことなどお構いなし。テンションの低い私は圧倒されて
しまいました。

TOP!
「すっごい仲間」
どちらもアルバム『No.5』に収録されている曲。
目にするのはこれが初めて、という方がほとんどだと思いますが、両方ともノリやすい曲なので
会場は一気にヒートアップ(したような気が)。
私は紺野さんの姿に見惚れっぱなしでした(^^)

☆MC
どんな言葉が飛び出すのかと期待していたMC。紺野さんのMCは「前のほうのみなさん、後ろ
のほうのみなさん、そして大好きな札幌のみなさん!」と呼びかけるもの。意外性に欠けていて、
むしろそれが意外だったのですが、夜の公演ではアレンジが加わり「大好きな札幌570万人の
みなさん」に。「札幌の人口はそんなに多くないってば!」と心の中でツッコミを入れた方は、私
だけではないはず(^^;
「輝いていきます。いや、輝き続けます!」と宣言した紺野さん。本当に輝いていました(^^)。

モーニング娘。のひょっこりひょうたん島
恋愛レボリューション21
おなじみのシングル曲だけに安心(?)して応援できる2曲。特に『恋愛レボリューション21』は
体が勝手に動いちゃう方も少なくなかったのではないでしょうか(^^)
サイリウムと紺野さんのうちわを手にして応援に夢中になっていた私は、いつの間にか通路へ
と押し出されていました。

強気で行こうぜ!
アルバム『No.5』の収録曲。紺野さんたち年少組の6人が中心となる賑やかな曲。CDを聴いた
ばかりの頃はやかましいとさえ感じていたのですが、ステージを観て一気に印象が変化。
紺野さんのソロパートも多く、ファンにとっては今回いちばんの見どころ、聴きどころかも。
気がつけば通路に押し出されていた私。係員の方が私の横をうろうろと巡回していたのですが、
近くで飛び跳ねていたとっても激しいお兄さんに気をとられていたのか、私は押し戻されること
なくそのまま通路に立ってうちわを高々とかざし、ここぞとばかりに応援していました。
応援するには絶好の場所。紺野さんが真正面で踊っているのですから。
通路には私と係員しかいないので、目立たないはずがありません。紺野さんはいち早く気づいて
くれたようでした。
最後にセンターで「せーんきゅ!」とキメた紺野さん。ちょっと恥ずかしげでしたけど、なかなか
カッコよかったです(^^)

ズルい女
言わずと知れたシャ乱Qのヒット曲をココナッツ娘。が英語でカヴァー。
2人になってからのココナッツ娘。って、何となく気になる存在だったりして。
モーニング娘。の曲を海の向こうのアーティストが歌うアルバムが発売されていますが、洋楽に
あまり興味のない方々にとっては、それほど求心力があるとはいえないはず。いっそココナッツ
娘。の2人に任せたほうがよかったのではと思うほど、彼女たちのパフォーマンスは素敵でした。

初めてのハッピーバースディ!
この曲はミュージカルで聴いて以来、すっかり好きになってしまいました。
ステージの上の3人だけでなく、ファンが一丸となって盛り上げている曲、というイメージが強く、
CDで聴くと、声援が入っていないのが寂しく思えるほど。
りんねさんがいないのは寂しい限りです。

昼・・・イパネマの娘
夜・・・オサヴリオ
飯田さんのソロ。
『イパネマの娘』はボサノヴァの名曲。なんと、世界で5番目に多く演奏された曲だとか。
『オサヴリオ』はギリシャの歌姫ナナ・ムスクーリ(日本ではこの表記が一般的。名前はご存知
なくても、歌声はどこかで聴いたことがあるはず)のカヴァー。
両方とも飯田さんのソロアルバム『オサヴリオ〜愛は待ってくれない〜』に収録されているもの
で、『イパネマの娘』はフランス語、『オサヴリオ』はギリシャ語で歌ってくれました。
『オサヴリオ』は初めて聴きましたが、『イパネマの娘』は大好きな歌だったので感激もひとしお。
白いドレスをまとい、しっとりと歌い上げる飯田さんはとってもキレイでした(^^)

WOW WOW WOW
吉澤さん、小川さん、そしてアヤカさんからなる新生プッチモニの新曲。年明けのハロプロライブ
でも披露されたそうですが、未だにCDが発売されていないのは残念というかなんというか。
コンサートでは結構盛り上がっていましたが・・・。

ロックンロール県庁所在地〜おぼえちゃいなシリーズ〜
矢口さんが卒業し、高橋さんが加入した新生ミニモニ。の第1弾。森高千里さんの曲のカヴァー
だそうですが、ミニモニ。にぴったりだと思います。聴いてるうちに県庁所在地を覚えられるので、
社会の勉強にもぴったり。ダンスがいかにもミニモニ。らしくて、結構気に入っちゃいました。

☆ジャンケン大会
といっても、スクリーンに映し出されるVTR。衣替えのための時間かせぎと言ってしまえばそれ
までですが、夜の公演ではVTRだと知りつつもそれなりに盛り上がっていました。
いくつかのパターンがあるらしく、昼の公演では新垣さんが司会を務め、小川さんが優勝。
夜の公演のほうは紺野さんが司会を務め、優勝したのは辻さんでした。

LOVEマシーン
スクリーンの映像に見入っているうちに、再びモー娘。がステージに勢ぞろい。
イントロがかなりアレンジされていてしばらくの間何が始まるのかわかりませんでしたが、最大
のヒット曲だけに観客の盛り上がりも最高潮に。

「すごく好きなのに・・・ね」
アルバム『No.5』の収録曲。『強気で行こうぜ!』と対になっている、年長組の6人が中心の曲。
紺野さんたち年少組の6人はコーラスを担当。どこか懐かしさを感じさせる正統派アイドルの曲
って感じですよね。そのコテコテぶりが好き。すごく好きってほどじゃないんですけど・・・ね。

YES!POCKY GIRLS
CMでもおなじみのこの曲、『プッチベスト3』にも収録されていましたが、『No.5』に収録された
アレンジヴァージョンを聴いてお気に入りの曲に。パフォーマンスを目のあたりにして、ますます
好きになっちゃいました。振り付けが面白いですよね。特に、「PO!」のときの頭の上でピース
するポーズが好き。この歌をもっとテレビでアピールすれば、幼稚園児たちの間で流行るかも。
振り付けのコンテストなんていかがでしょう・・・グリコさん。
この曲では紺野さんではなく辻さんばかり観ていました。だって、とっても楽しそうなんだもん(^^)

☆MC(Venus Mousse)
POCKY GIRLSが退場し、次にVenus Mousseの3人が登場。大人っぽいグリーンのジャケットを
身につけているので、クールにキメてくれるのかと期待したのもつかの間、突然3人のコントが。
MCには「いかにも台本どおりって感じでイヤ」という声も少なくありませんけど、コントには台本
がつきもの。私は素直に楽しむことにしました(^^)

女神〜Mousseな優しさ〜
おちゃらけたコントから一転して、しっとりと大人のムードに。
企画モノといえばそれまでですけど、いっそこの3人で元祖タンポポのような路線をひた走って
ほしい・・・と思うのは私だけでしょうか。

☆MC(POCKY GIRLS)
POCKY GIRLSの9人が再登場。
石川さんの司会で、あるメンバーについて他のメンバーがどう思っているかを意識調査する・・・
というもの。札幌出身の紺野さんに焦点が当てられるチャンス・・・と思っていたのに、昼も夜も
ステージの真ん中にいながら、これといって目立たずじまい。
でも、昼の公演でとってもうれしいことが。
登場して一列に並んだときに、紺野さんは目の前のファンに何やら応えていました。
前のほうにいるファンはいいなあ・・・と思っていたら、そのあと紺野さんはきょろきょろと視線を
泳がせて、うちわを掲げていた私の姿を探し出してぺこりと挨拶してくれました。
何度もちらちらとこちらを見ているような気がしていたのですが、紺野さんはこの機会を伺って
いたのかも。だとすると、ホントに気立ての優しい子ですよね(^^)
私は感激してしばらくぽーっとしてしてしました(^^ゞ

そうだ!We're ALIVE
I WISH
ザ☆ピ〜ス!
ここにいるぜぇ!

再び12人が勢ぞろいして、ラストスパート。
『I WISH』が中途半端な長さだったのは残念ですが、『ザ☆ピ〜ス!』はホントに楽しめました。
『ここにいるぜぇ!』の頃になると、さすがにちょっと疲れてしまいましたが・・・(^^;
日頃「紺野さんのファン」という立場にこだわっている私ですが、こだわり過ぎてちゃダメですね。
ここでは「モー娘。のファン」として12人を応援するのがいちばん・・・つくづくそう感じました。

☆アンコール
モー娘。のファンに限らず、「札幌の観客はシャイ」と言われていますが、昼の公演ではそれを
実証する結果に。アンコールの声がとぎれとぎれで、寂しい気がしてなりませんでした。
かくいう私も札幌育ち。ひとことも声を出さずにいたので、えらそうなことは言えませんよね(^^ゞ

☆MC
紺野さんは「北海道570万人の紺野ファン」に向けてご挨拶。あっさりしていて、記憶にはあまり
残りませんでした。台本どおりというか、形式化しちゃってるというか。矢口さんの意表を突くMC
や、辻さんの「のんのんのののん、のーんすとっぷ!」は好きなんですけど(^^)
アンコールの後は5月に卒業する保田さんが主役。ある意味、5月5日の予行演習といった趣き
でした。
保田さん、泣いちゃうかな・・・と淡い期待(?)にも似た感情が胸を去来していたのですが、涙は
千秋楽までとっておくつもりかも。夜の公演ではじんわりと泣きそうになっているようにも見えたん
ですけど、そうこうするうち、こちらのほうがじーんときちゃいました(^^;

卒業旅行〜モーニング娘。旅立つ人に贈る唄〜
アルバム『No.5』に収録されている、保田さんへ贈る唄。もっとも、コンサートでは保田さん自身
も一緒に歌っています。
薄情かもしれませんが、正直なところ、私はこの歌をあまり好きになれずにいました。でも、生で
聴くと、もうじき保田さんが卒業するという事実を否応なく再認識させられて、胸にぐっと迫るもの
が。保田さんのファンの方々はさぞかし切なかったことでしょう。

Do it!Now
最後を飾るのはこの曲。
私たち紺野さんのファンにとっては重要な意味を持つ曲ですが、今回のコンサートでは保田さん
の卒業という独特の空気の中でかすんでしまったような気がします。
歌い終わってメンバーが手を振りながら次々と舞台から去り、そして最後は保田さんひとりに。
保田さんは何度も何度もファンの声援に応えていました。


・・・すっかり長くなってしまいましたが、札幌公演はこうして幕を閉じました。
最終的においしいところ(?)を保田さんに全部持って行かれたような気がしますが、今回ばかり
は仕方ありませんよね。
それにしても、紺野さんの成長ぶりには驚かされました。
歌にはまだ不安定なところがありましたが、ダンスは堂々としたもの。それだけに劣等性だから
こそ応援したくなる、言わば判官びいきのような姿勢はもう捨て去ったほうがいいでしょう。
これからはもっと純粋に紺野さんの紺野さんらしさを、そして、表現者としての紺野さんの魅力を
楽しんでいきたいものです。
でも、親心にも似たハラハラドキドキはなかなか捨て去ることができません(^^ゞ

最後に今回の札幌公演で気になったことをいくつか書きとめておきましょう。
公演時間は約1時間40分。去年は2時間くらいの長さだったと記憶しているのですが、ずいぶん
短くなったものです・・・チケットは値上がりしているのに。
まあ、個人的には長過ぎず短過ぎず、それほど疲れなくて助かりましたが、「NON STOP!」と
いうタイトルなのに途中ジャンケン大会のVTRでお茶を濁すのは名前に偽りあり、と言わざるを
えませんよね。
ステージのセットはシンプルそのもの。これにはむしろ好感が持てました。純粋にパフォーマンス
だけで勝負してくれる、という期待を持たせてくれたからです。『ここにいるぜぇ!』ではスモーク
の演出がありましたが、あまりに量が多くて邪魔。たった一度のスモークを見せてもらうよりも、
過剰な演出は一切排除する、という潔さを見せてほしいところです。

見せる側ばかりでなく、観る側にも反省すべき点はいくつかありました。
感動を独り占めするのではなく、共有する姿勢が必要だと思うのです。私もあまりえらそうなこと
は言えませんけど(^^;
夜の公演で、私の少し前の列にしきりに飛び跳ねたり、くるくる回ったりを繰り返すお兄さんが。
お目当てのメンバーが目の前にやってくると、メッセージを書いたスケッチブックを掲げてしきりに
アピールしていましたが、興奮のあまり後ろにもたくさんのお客さんがいることをすっかり忘れて
いたのでしょう。悲しいかな、お目当てのメンバーからは全く無視されていたようですけど・・・。
さいわい、私には実害はほとんどありませんでしたが、困り果てた方もいたことでしょう。
私もうちわを掲げるのはほどほどにしなくちゃ、と思いました。不用意にうちわを掲げると、後ろの
観客の視界を妨げるばかりか、他のメンバーの気分を害することになりかねませんし。
すべてのメンバーを均等に応援するのは無理だとしても、最高のパフォーマンスを引き出したい
のなら、こちらも最高の応援で応えてあげなくちゃ(^^)